2012年1月30日月曜日

恐竜100万年

恐竜100万年(1967)
One Million Years B.C.
監督:ドン・チャフィ


岩族のトマクはささいな理由から部族を追われ、荒野を横切って海岸に辿り着き、そこで力尽きて倒れているところを貝殻族のロアナに救われる。貝殻族は岩族よりも文明的な生活を送っていたが、トマクはささいな理由で貝殻族からも追い出され、ロアナとともに山岳地帯を目指して進んでいく。するとそこへ兄サカナが現われてロアナに襲いかかるが、サカナはトマクに襲われて降伏する。トマクが不在のあいだにサカナは岩族の族長となっていたので、そのサカナを倒したトマクは自動的に岩族の族長となり、岩族はロアナを通じて貝殻族の進んだ技術を導入するが、トマクによる支配を快く思わないサカナとその一味は逆転の機会を狙っていた。
というような話の合間にハリーハウゼンが動かす恐竜が登場する。ハリーハウゼンの恐竜の動きはすばらしいが、必要以上に爬虫類的な様子があり、これは好みがわかれるところであろう。ただ、いずれにしても古典であることは間違いない。 



Tetsuya Sato