2014年4月16日水曜日

交渉人

交渉人
The Negotiator
1998年 アメリカ 138分
監督:F.ゲイリー・グレイ

劇場公開当時、予告編ではIQ180の攻防などと予告編で言っていたが、見た感じではIQ123くらいだろうか。
サミュエル・L・ジャクスン扮する警官ローマンはシカゴ警察のベテラン交渉人であったが、内務調査班によって年金汚職と殺人の罪で告発されてしまう。そこでローマンは自分の無実を証明しようと内務調査班のオフィスを占拠し、人質を盾にして立て篭もる。ローマンはシカゴ警察のもう1人の交渉人、ケヴィン・スペイシー扮するセイビアンを現場に呼び出すように要求する。その意図は事件と無関係なセイビアンを交渉の窓口に呼び出して事件解決の糸口を掴むことにあったのだが、脚本はすぐに煮詰まって体力の不足を露呈していって、こちらの期待どおりならば交渉人同士の壮絶な心理戦へ走る筈が、あいつが無能だったりこいつが勇み足だったり互いにやり方が気に入らなかったりと心理的に納得しにくい展開へ走るのである。主役の二人はもちろん脇役まで実にいい役者がそろっているのだが、長くて面白みのない映画になってしまった。 

Tetsuya Sato