2019年10月18日金曜日

Fallout 4: Vault 88

DLC『Vault-tec Workshop』を入れるとクインシー採石場の地下にVault 88の入り口が出現する。2077年の核戦争勃発時には建設中だったVaultで、できあがっているのはエントランスとリアクターのみ。Vaultがあるべき場所には広大な洞窟が広がっていて、そこでたった一人、グールとなってトレーラーハウスで二百年も生き延びている監督官バレリー・バーストウの依頼を受けてワークショップを再起動するとVault-tec社のばかげた社会実験につきあわされることになる。
クインシー採石場に開いた侵入口からVault 88の入り口を見たところ。クインシー採石場を根城にしているレイダーが発見してVaultの扉をこじ開けようとしたために救難信号が発信されて関連クエストが始まるという流れになっている。
 Vault 88の扉からエントランスを見たところ。すでにマシンガン・タレットが配置されている。
初期段階では洞窟の中に各種重機、建設資材が放置された状態になっているが、例によってそうしたものは美術の一部であると解釈して解体しない。とりわけクインシー方面の裏口につながる瓦礫のたぐいは解体しない。裏口を開けると正面口に加えてそちらからもレイダー、ガンナー、スーパーミュータントが侵入するようになり、洞窟で道に迷うのか、途中でやる気を失うのか、ステータスは久しく襲撃状態になっているのに当の襲撃者がいっこうに到着しない、という問題が発生するからである。問題、と言えばもう一つ、クラフトエリア自体は広大だが、募集無線ビーコンに引き寄せられて到着した入植者はエントランス付近からほぼ動かない。ということで、エントランスの先にある最初の洞窟だけをクラフトに使う。
エントランス通路から見たVault 88のアトリウム。
DLC『Vault-tec Workshop』ではVault用建築アイテム一式が提供されているが、照明が全体に暗めで天井に蛍光灯を並べてみても光がほとんど広がらない。ワークショップにもともとある裸電球ならば周囲を煌々と照らしてくれるが、裸電球は裸電球でしかないのでVaultの様式と噛み合わない。裸電球を使うのであれば、それらしくあばら家を並べたほうがいい。最終的には折衷案として「ほぼ停電している」という脳内設定を採用し、内部の暗さと様式的な不整合の言い訳にした。そうするとアトリウムの内部に木製のやぐらを作ってミサイル・タレットを配置しても、すでに言い訳済みということになる。
アトリウムに入ってすぐ右手の部屋。監督官バレリー・バーストウの実験機材と実験台に使われたクレム。やたらと暗いのは光源の問題ではなくて、眼科用の検査機器が混じっているため。
アトリウム正面階段の下にある食堂。グールのおばあさんに面倒をみてもらっている。右手、グリルの上に並んでいるのは巨大ゴキブリの開き。
食堂の背後にあるドアを入るとトレーダーの店がある。
 水耕施設の表示の先にあるのは水耕施設ではなくて畑。
入植者、というかVault居住者の居室。ほぼ停電しているということにしてあるので、明かりはもっぱらオイルランプによっている。
監督官の部屋。バレリー・バーストウが監督官のデスクに向かってなにやら仕事のようなことを続けている。左の窓から見えているのはアトリウム。
Vault 88のスカベンジャー。原則として入植者はVault 88のジャンプスーツを着け、スカベンジャーはさらにセキュリティヘルメットとセキュリティアーマーを着けている。
例外は一人だけ。Vault 88に最初にやってきた連邦住民。スカベンジャーをしてもらっているが、彼女だけはサマーショーツを身に着けている。
一つだけあるVaultから洞窟への出入り口。
出入口の先、洞窟内のバー。右手の色付きの光はクリスマスツリー。
洞窟の奥へ続くスカベンジャーの通路。
隣接する洞窟の奥にあるVault 88の水源。最初はマイアラークの巣になっている。とにかく水が豊富にあるということで水源の周囲に小屋を並べてみたところ、スカベンジャー以外はここまで来てくれないので放棄した。
ちなみに下はVault 88完成前の状態。入植者はエントランス付近で雑魚寝している。