2015年8月27日木曜日

ジュピター

ジュピター
Jupiter Ascending
2015年 アメリカ/イギリス/オーストラリア 131分
監督:ラナ・ウォシャウスキー、アンディ・ウォシャウスキー

ロシアからアメリカに不法移民する途中で生まれたジュピター・ジョーンズがシカゴの叔母の家でハウスクリーニングの仕事をしながら救いのない現実を嘆いていると、いきなり化け物に殺されかかって耳の尖った戦士ケイン・ワイズに命を救われ、出迎えの宇宙船が来るということで待っているとその宇宙船が目の前で爆発、ジュピター・ジョーンズはケイン・ワイズに抱えられて空へ逃れ、そこへ怪しい姿の戦闘機が襲いかかり、シカゴの上空で空中戦をやってビルを破壊したあと、ジュピター・ジョーンズはケイン・ワイズに連れられてスティンガーと名乗る男の家を目指し、ジュピター・ジョーンズが蜂をあやつる様子を見るとスティンガーがジュピター・ジョーンズを陛下と呼び、王族のDNAと蜂の習性に関する云々を聞かされているとそこへ再び刺客の群れが現われ、ジュピター・ジョーンズは宇宙へさらわれてアブラサクス家の長女カリークの屋敷へ運ばれ、そこでDNAに関する云々と細胞の交換に関する云々と長命技術に関する云々を聞かされると連邦のイージス軍なるものがジュピター・ジョーンズを迎えに来て連邦に運び、ジュピター・ジョーンズがそこで即位の手続きを済ませると再びさらわれて今度はアブラサクス家の次男タイタスの船へ運ばれ、そこで長命技術に関する云々と地球に関する云々を聞かされてから結婚を申し込まれ、タイタスの真意を知ったケイン・ワイズは結婚式の最中に突っ込んできてジュピター・ジョーンズを救い出し、ジュピター・ジョーンズをシカゴの家に送り届けると家族が誘拐されていて、家族の命と引き換えにということでまたさらわれて木星大気圏内にあるアブラサクス家の長男バレムの都市に運ばれ、そこでアブラサクス家の母親に関する云々と相続に関する云々を聞かされたあと、相続権の放棄を求められるので、バレムの真意を知ったケイン・ワイズは木星大気圏に降下して都市のシールドを破壊、どこまでいっても同じような戦いのあと、ジュピター・ジョーンズを救い出す。 
監督の好みがストレートに出たデザインがごてごてとしていて見づらいしだけだし、中身のほうもはっきり言ってどうでもいいという感じだが、意味不明の「陛下」も含めて「作られ方」がなんとなく『恋空』に似ていなくもない、という気がした。つまりきわめてマスターベーションに近い何かだと思う。ミラ・クニスは魅力がない。チャニング・テイタムは、あれはまじめにやっていたのか。エディ・レッドメインには注目しておきたい。 


Tetsuya Sato