2019年7月20日土曜日

Fallout 4: Sanctuary Hills

Bethesdaのゲーム『Fallout 4』(2015)のスクリーンショットをまとめてみようという気になったので、その気があるうちにクラフト要素を中心に。

ゲーム序盤に訪問/帰還するサンクチュアリ・ヒルズのメインストリート。200年前に住んでいた「我が家」や隣家が廃屋になっている。200年も経ったらたぶん土に埋もれているであろうと思うわけだけど、これは気にしてもしようがない。「我が家」に入っていくと200年前に核攻撃の警報で飛び出したままの状態が荒れ果てたなかに残っていて、置き去りにしたお手伝いロボットのコズワースも孤独に耐えて残っている。
『Fallout 4』の最大の特徴は「入植地」として指定されたエリアにある「ワークショップ」を使ってオブジェクトを作成できるというクラフト要素にあると思う。作成できるオブジェクトは家、塀、階段などの構築物、家具、発電機その他の器具、全自動タレットといった防衛装置、水道ポンプ、農作物、店などと多岐にわたっていて、つまり自分の好みで一つの小さな町を作って、さらにそこにひとを呼び寄せたり送り込んだりして生活させることができるようになっている。呼ばれてやってきて「入植者」になるのは核戦争から200年後の世界で路上生活を送ってきた人々らしい。「ダイアモンドシティに帰りたい」という台詞をよく耳にすることからすると、なにかしらのトラブルでダイアモンドシティから追放されたひとも混じっている(ちなみにダイアモンドシティはボストンのフェンウェイ・パーク跡地に作られた「連邦」最大の町)。

ワークショップを使うことで、初期状態で配置されている廃屋や自動車の残骸、倒木などのオブジェクトは解体できる(解体できないものもある)。サンクチュアリ・ヒルズの場合、完全に解体できる家が数軒あるものの、もともとの住宅街には手をつけないことにして、東側を流れる川に沿って建築物を並べていく。川の対岸からの全景。
左手前に見える壊れた橋を渡って右に折れると雑貨屋がある。
 奥へ進んだところにもう一軒の雑貨屋と床屋。突然変異したゴキブリのたぐいを剥製にして飾っている。
雑貨屋の向かいに小さなバー。皿の上に置いてあるのはイグアナの串焼き。
店舗内の細かいオブジェクトの配置には"OCDecorator"というMODを使っている。動的な属性しかないオブジェクトを静的なオブジェクトとして配置できるので倒れないしこぼれない。苦労して棚にいろいろ載せたところへデスクローがやってきて、その地響きだけで棚が全滅、といったようなこともあったので、このMODには救われた。
Thank you OCDecorator!
雑貨屋の裏手。バラモンがバスタブに顔を突っ込んで餌を食んでいる。古い柵の内側は畑。「我が家」のお向かいの屋根に風力発電機を置いている。
トウモロコシ畑の隅にある犬(ドッグミート)の小屋。コンパニオンとしてはいちばん有能なのではないかと思うけどドッグミートという名前はかわいそう。『Fallout 3』のときから、これはなんとかならないのかと感じている。
風力発電機がある家のメインストリート側。全自動タレットを3基配置している。
早朝、タレットの脇を出勤するスカベンジャー。どこの入植地にも少なくとも一人のスカベンジャーがいて、日中は銃を抱えてうろついている。
メインストリート西側の防御ライン。見張り台に立っているのはDLC『Automatron』のロボブレイン『ジェゼベル』。意外と勇敢。右端にお手伝いロボット、コズワースの姿が見える。

上から3枚目の写真の"OPEN"というネオンがある入り口を抜けると食堂に出る。二階は住民の寝室。左上には娯楽用のスロットマシンが置いてある。
中央、カウンターの前に立っているのはママ・マーフィー。右手の階段の上にいるのはスタージェス。サンクチュアリ・ヒルズの住民はクインシーからの避難組を含めて25人。いるだけでうざいプレストン・ガービーはキャッスルに飛ばしてある。
もう一度、対岸から。


Tetsuya Sato