Anchorman: The Legend of Ron Burgundy
2004年 アメリカ 94分
監督:アダム・マッケイ
ウィメンズリブという言葉がまだふつうに使われていた1970年代、サンディエゴの地方局でニュース番組のアンカーマンをしていて、通年の視聴率で第一位、エミー賞の受賞歴もあるという(地元では)ほとんど神のような男ロン・バーガンディの前に野心的なジャーナリストでロン・バーガンティと同様にいずれは三大ネットワークでニュースキャスターの地位を得ることを目指すヴェロニカ・コーニングストーンが現われ、女性の野心をまったく真に受けないロン・バーガンディはヴェロニカ・コーニングストーンに恋をして、二人はすぐに熱愛関係になり、秘密のはずの恋はロン・バーガンティが自分の番組で告白したことでサンディエゴ全市民の周知の事実となり、ロン・バーガンディが満足する一方でヴェロニカ・コーニングストーンは女だからという理由だけでろくな仕事を与えられない状況に不満を抱き、そうしているとロン・バーガンディが番組に間に合わないという事態が発生し、ヴェロニカ・コーニングストーンは周囲の反対を押し切って自ら代役を志願すると見事に成功を収め、ようやくたどり着いたロン・バーガンディがヴェロニカ・コーニングストーンの決断を非難したことで二人の関係は決裂、ロン・バーガンディは転落の道をたどり、ヴェロニカ・コーニングストーンはニュースチームを率いて成功の道をたどり、数か月後、ロン・バーガンディが安酒場でくだを巻いているとヴェロニカ・コーニングストーンがパンダの取材中にヒグマの檻に転落する。
ロン・バーガンディがウィル・フェレル、自称IQ48の天気予報担当がスティーブ・カレル、ほかにベン・スティーラーやジャック・ブラックなどが妙なところに顔を出していて、同窓会のような映画ではあるが、そのあたりも含めてなかなかに楽しい。
Tetsuya Sato