デイ・オブ・ザ・トリフィド
The Day of the Triffids
1981年 イギリス 157分 TV
監督:ケン・ハナム
トリフィドから代替燃料を採取するトリフィド農場の技術者ビル・メイソンはトリフィドの毒のせいで目が見えなくなって頭に包帯をして入院していると上空に流星雨が現われて、この天体ショーに見入ったすべてのひとが翌朝までに失明し、看護婦も医師も現れないのでビル・メイソンは自分で包帯を解いて外に出て生き残るために失明した人々を見捨てようというグループに加わり、失明した人々を見捨てないというグループに捕えられて失明した人々の面倒を見ることを強制され、そうしているうちに疫病が流行って人々が倒れ、グループも崩壊するので恋人を探し求めて田舎へ走り、恋人との再会を果たしてトリフィドを駆除しながらどうにか生活を立てていくが、そこへ新秩序をもたらそうとたくらむ新たなグループが現われるので、ビル・メイソンは仲間とともに脱出する。
ジョン・ウィンダム『トリフィドの日』を原作とするBBCのテレビドラマで全6話構成。 1962年版に比べるとだいぶましで、原作の雰囲気はそれなりに出ていると思うが、視覚的な薄さはどうにも否定できない。
Tetsuya Sato