The Fast and the Furious
2001年 アメリカ 106分
監督:ロブ・コーエン
白人、黒人、中国人の3つのグループが公道でレースをやっていると、白人の若い男が現れて白人のチームに潜り込む。リーダーの妹はちょっとした美人で、この若い男といい関係になっていくが、男は実は潜入捜査官だったので面倒なことになる。
リーダーのドミニク・トレットがヴィン・ディーゼル、潜入捜査官のブライアン・オコナーがポール・ウォーカー。州警察とFBIは最近頻発しているトラックジャック事件が3つのグループのうちのどれかの仕業であると睨んでいた、という設定はもしかしたら余計だったのかもしれない。実際、機能していたようには見えなかった。主眼は改造日本車がニトロ噴射剤きめきめで吹っ飛ばすシーンをいかに見せるかというところにあったようで、これはそれなりに見る価値はあったと思う。それにしても皆さん、やっていることの割に地に足がついていて、生活が楽しくなさそうであった。もう少しいかれていてもよさそうな気がした。
Tetsuya Sato