Zombeavers
2014年 アメリカ 77分
監督:ジョーダン・ルービン
女子大生三人組が週末を過ごすために湖畔のロッジへやってくると、女子会のはずがそれぞれの男友達も現われて、それぞれに交接などに励んでいると、謎の産業廃棄物を浴びて凶暴化したビーバーの群れが襲いかかり、これが殺しても死なない上に噛まれると人間にもビーバーの牙が生え、ビーバーの尻尾が生え、クマでもビーバーの牙が生え、ビーバーの尻尾が生え(たぶん)、ビーバーも人間もクマも一緒になって凶暴化して襲いかかってきて、窓を板でふさいでもかじる、穴掘りが得意なので下からもくる、そしてもちろん木をかじって切り倒す。
このクラスの映画としてはダイアログが作り込まれていて、若いキャストも仕事をしていて、そこそこにコミカルで、77分という短めの尺にも無駄なところはあまりない。構成は見たまんまの王道で、登場するビーバーはおもにマペット、特殊メイクも80年代風、という趣向はなんとなく好みではある。エンディングロールで「ぞんびーばー、ぞんびーばー」と流れるネタばれ主題歌も悪くない。
Tetsuya Sato