2019年8月7日水曜日

Fallout 4: Starlight Drive-In

サンクチュアリ・ヒルズを出てコンコードを南下し、トルーディという名のトレーダーが店を開いているドラムリン・ダイナーで東に折れると荒廃したドライブイン・シアターの跡地に出る。入っていくとコンクリート舗装を破ってモールラットの群れが飛び出してくるが、これを全滅させるとワークショップが解放される。
スターライト・ドライブインは入植可能な土地の中ではそこそこに広く、かつ、かつては駐車場であったという特徴からもっとも平坦ではあるものの、駐車場であったことから車の残骸があちらこちらに転がっている(融合炉がまだ生きていて、被弾すると爆発する車もある)。ここでもジャンクを美術の一環として考えるという方針から、車の残骸は可能な限り解体しない。売店と映写室が入っていた建物を軸に建て増しをおこない、段階的に拡張する。画面左手前は揚水ポンプと発電機小屋。
東側(反対側)、ドライブインシアターの入り口から。
上の写真から敷地に入ると、すぐ右に見える「商店街」。
「商店街」を見下ろす吹き抜け。左側が映写室があったもともとの建築物。右が増築部分。画面中央奥にも店が並んでいる。画面右端に見えているのは住民用のベンチプレス。
「商店街」の二階部分。
非番の時間にからだを鍛える入植地の男たち。
ベンチプレスの先には医者がいる。
Fallout 4のWikiでも指摘されているが、「連邦」の住民は等しく不思議なスキルを備えている。農作業をさせると収穫を確保するし、店をまかせれば商品をそろえて取り引きを始める、床屋にすると床屋をするし、医師に任命すると自信満々で医療行為を開始する。かなりの重量のベンチプレスを男女を問わずに楽々とこなし、鞍馬を与えれば老若を問わずに見事な回転技を披露する。ただ、整形外科だけは自信がないようで、整形外科医に任命して整形を頼むと「まさか来るとは思わなかった」「マニュアルどおりにやってみるけど」「そこに座って」「早く始めれば痛くないから」「大丈夫だから」といったようなことをくどくどと口にする。顔の整形はダイアモンドシティのクロッカー先生に頼んだほうがよいと思う。
スターライト・ドライブインの医者がケイトの横にさりげなく腰かけている。この二人の関係については何も知らない。
医者が開業している場所のほぼ真上、階段が込み入っていて到達がやや難しいところにVault 81出身のライリーが店を開いている。中央のテーブルに並んでいる小さいものはVaultボーイのボブルヘッド。
ライリーの店の入り口付近。Vault 88のテクノロジーを利用したスロットマシンが並んでいる。右端にいるスキンヘッドはディーコン。
スターライト・ドライブインに到着したばかりのプロビジョナー。大量の荷物を背負ったバラモンが脚を休めている。
入植地のあいだで資源を共有するための供給ラインを引くのか引かないのか、引くとすればどう引くのかはプレイヤーに任されているが、ここではスターライト・ドライブインに集中させている。ヌカワールドや、遠くファーハーバーからもここにやってくる。
スターライト・ドライブインから入植地に戻るプロビジョナー。
レイダーやスーパーミュータントその他が出没する危険地帯を抜けていくので装備はそれなりに充実している。具体的にはバリスティック・ウィーヴのレベル5を適用した防御力100の制服、フルオートタイプのアサルトライフル、手榴弾。
プロビジョナーの列に加わって歩くのが実はなかなかにドラマチックで面白い。目的地はそれぞれに異なるので道が分かれるところではプロビジョナーの列も分かれていく。逆方向からスターライト・ドライブインを目指して進むプロビジョナーのグループと会うこともあるし、ほかの護衛付きキャラバンと合流することもある。敵と遭遇して戦闘になれば勇敢に戦い、力をあわせて殲滅する。プロビジョナーは連邦の安全にかなり貢献していると思う。

【追記:「やや大きめの建造物」の時代】
コンクリート製の四角いかたまり。
北東側から。
吹き抜けのフロア。
最上階にある発電機室。


Tetsuya Sato